皆さんのお宅に雪見障子はありますか?
雪見障子とは、下部にガラスをはめ込み、座ったまま庭の景色や雪景色を眺められる和風建具のことです。和室にいながら外の景色を楽しめる、日本ならではの粋な建具ではないでしょうか。
今回は千葉県匝瑳市のお客様宅で、広縁まわりにぐるりと10枚並ぶ雪見障子の貼り替えとガラス交換をさせていただいた事例をご紹介します。
目次
1. 雪見障子とは?広縁を彩る和の建具
2. お子さんのボール遊びで割れた5枚のガラス
3. 思い切ってガラスも障子もすべて新しく
4. 圧巻の広縁、お客様も大満足
5. まとめ
動画でご覧になりたい方はこちら
1. 雪見障子とは?広縁を彩る和の建具
雪見障子は、障子の下部にガラスをはめ込んだ和風建具です。座敷に座ったままでもガラス越しに庭の景色や雪景色が眺められるので、昔から「雪見」という風流な呼び方で親しまれてきました。
今回お伺いしたお客様宅は、広縁にぐるりと雪見障子が10枚並ぶ立派なお座敷でした。これだけ並ぶと、それだけで部屋の格が一段上がるような迫力があります。
2. お子さんのボール遊びで割れた5枚のガラス
ところが、よく見ると下部のガラスが5枚が割れている状態でした。
お話を伺うと、お子さんが小さい時にボール遊びをしていて割れてしまったとの事です。元気なお子さんが家の中でボールで遊んでいれば、よくある事ではないでしょうか。
ただ、その時期はいつまた割られるか分からないので、しばらくはそのままにしておくしかなかったそうです。割れたガラスの部分にはお客様自身で障子紙を貼って応急処置をされていました。
応急処置とはいえ、広縁に並ぶ雪見障子の半分が障子紙でふさがれていると、やはり見栄えが気になりますね。
3. 思い切ってガラスも障子もすべて新しく
今回ご依頼いただいたのは、お子さんも大きくなってもうボール遊びで割られる心配もなくなったから、というタイミングでした。
「思い切って障子とガラスをすべて新しくしたい」というご希望でしたので、以下のように工事を進めました。
ガラス:割れていた5枚を新規に取り替え。残っていた5枚はそのまま生かし、新しいガラスは元のガラスと「ぼかし具合」を合わせて違和感が出ないように調整
-障子紙:10枚すべてを強化紙で貼り替え
ぼかしガラス(霞ガラス)は、ぼかし具合のバランスが揃っていないと並んだときに目立ってしまいます。10枚並ぶ中で5枚だけ新しくする以上、ここはひと手間かけて元のガラスの雰囲気に揃えるのがポイントでした。
障子紙は強化紙を採用しました。普通の障子紙よりも丈夫で破れにくいので、これからも安心してお使いいただけます。
4. 圧巻の広縁、お客様も大満足
施工が終わって広縁に立ってみると、ぐるりと並ぶ10枚の雪見障子が真新しくよみがえり、まさに圧巻の光景でした。
ガラスのぼかし具合もきれいに揃い、障子紙のピンと張った白さが広縁全体を一気に明るくしてくれます。長年気になっていた応急処置の障子紙もなくなり、お座敷本来の落ち着いた雰囲気が戻ってきました。
お客様にも大変ご満足いただけました。
5. まとめ
雪見障子は、座ったままで庭の景色を楽しめる風情のある建具ですが、下部のガラスが割れたり、障子紙がやぶれたりしてそのままになっているお宅も意外と多いかもしれません。
今回のように、
– 割れたガラスは残ったガラスとぼかし具合を合わせて取り替える
– 障子紙は強度のある強化紙で貼り替える
このひと手間で、見違えるようにきれいなお座敷に生まれ変わります。
ガラスが割れたまま放置していると、ケガの原因にもなりますし、せっかくの和室の見栄えも損なわれてしまいます。「もう割られる心配がなくなった」というタイミングは、雪見障子をきれいに整える絶好のチャンスです。
雪見障子のガラス交換や障子の貼り替えでお困りの方は、千葉県匝瑳市・旭市周辺で対応しております小久保畳店までお気軽にご相談ください。