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店主ブログ
2026.10.01
先日、千葉県旭市の新規のお客様からお電話でご連絡をいただきました。
お座敷の畳をそろそろ替えたいので、一度見てほしい、とのことでした。
初めてのお客様から、こうして当店にお声がけいただけるのは、本当にありがたい事です。
後日、お宅にお伺いしました。
8畳が二間続く、床の間のある立派なお座敷です。

ところが、お座敷に入った瞬間に分かりました。畳がかなり柔らかくなっていたのです。
築年数を伺うと、58年とのこと。これまでに何度か、畳の張替え工事をされてきたそうです。

表面を張り替えても、土台にあたる畳床(たたみどこ・畳の土台部分)そのものが弱ってしまうと、踏んだときの柔らかさは戻りません。さすがに、畳床が限界にきていました。
そこで、新畳(しんだたみ・畳を新しく作り替える工事)への入れ替えをご提案しました。
工事の際、畳を上げて床板を点検しました。
拝見すると、床板はかなり良好な状態でした。

理由は、縁の下の通気の良さです。このお宅は床下が高く、通気口もたくさんあります。
畳にとって、下から上がってくる湿気は要注意です。床下の湿気を吸い続けると、畳も床板も傷みやすくなります。
このお宅の畳が58年持ったのは、床下の通気がしっかりしていたからだと思います。家の造りそのものが、畳を守ってくれていたのですね。
畳床には、建材床を使いました。建材床とは、木質のボードと断熱材などを組み合わせて作った畳床のことです。

建材床は、昔ながらのわら床に比べると、少し硬めの感触になります。お客様から、多少硬くても良いとのお話でしたので、建材床に決めました。
畳表(たたみおもて・表面のい草の部分)は、熊本県産の天然い草です。生産農家は小島康彦さんです。
畳縁(たたみべり・畳のふちの部分)は、大宮縁の市座(いちざ)No.5です。
ただ、今回の工事には一つ、お客様が悩んでおられたことがありました。
お部屋の中に、配線が複雑な電子機器が置いてあったのです。

確認させていただくと、配線はかなり複雑で、抜いて動かすことも難しい状態でした。
畳を入れ替えるには、機器をどかさなければなりません。そこで、障子を外して、隣の広縁へ本当に少しずつ移動させました。


新しい畳を敷き込んだあとも、同じように少しずつ動かして、元の位置に戻しました。

無事に工事が終わり、電子機器も正常に動きました。


機器が元どおりに動いたのを確かめて、お客様は「孫に怒られなくて済む」と、ホッとしたご様子でした。新しい畳になったお座敷とあわせて、大変喜んでくださいました。
今回は、千葉県旭市の新規のお客様のお座敷、8畳二間の16枚を新畳に入れ替えさせていただきました。築58年、これまでに何度か張替えをされてきた畳でしたが、畳床が弱ってかなり柔らかくなっていました。
畳を上げて点検すると、床下が高く通気口も多いおかげで、床板はかなり良好な状態でした。畳が58年持ったのも、この通気の良さがあったからだと思います。
配線が複雑な電子機器は、障子を外して隣の広縁へ少しずつ移動し、新しい畳を入れたあと、また少しずつ元の位置に戻しました。お部屋に動かしにくい物があるときも、まずはご相談いただければ、一緒に方法を考えさせていただきます。
畳の表面を何度か張り替えてきて、それでも踏んだときにフカフカと柔らかい場合は、畳床が弱ってきているサインです。畳替えは、畳の下の床板や、床下の湿気の様子を確かめる機会でもあります。
畳や襖、障子のことで気になることがございましたら、千葉県旭市の小久保畳店までお気軽にご相談ください。
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