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店主ブログ
2023.07.31
夏になると、畳に虫がいる!という経験はありませんか?
天然素材の畳は、環境次第では虫が発生することがあります。
中には、人間に害を与える虫もいるため、適切なメンテナンスと駆除策について知識を持つことが大事です。
今回は、畳の虫に関する原因と駆除策や予防法についてご紹介致しますので、よかったら参考にしてみてください。
畳から虫が出る原因は、主に汚れになります。
畳から直接虫が湧いてくることはありません。
外から侵入し、温度や湿度の条件が整い、虫の餌となるものがあると繁殖し始めます。
・食べかす
・フケ・垢
・埃や塵
・カビ
畳にこういったものが付着し、気温と湿度が高いと虫の温床になってしまいます。
虫の駆除に関しては、やはり殺虫剤が効果的です。
市販で売られている殺虫剤を用法を守り正しく使用し、しっかりと掃除をします。
しばらく様子を見て、それでもまだ虫が発生する様であれば、畳床を新しくすることも検討しましょう。
近年では、わら床ではなく建材床を使用することが多く、防虫に関しては建材床のほうが優れています。
値段もわら床より安いため、畳から虫を根絶したい方は、この建材床にすることをおすすめします。
虫の発生を予防するためには、畳を清潔にし、湿気を抑えることが大切です。
(1)定期的に掃除
食べかすやホコリ、カビを排除することにより、虫の繁殖を抑えることが出来ます。
畳の目に沿って掃除機をかけ、拭き掃除を行う際は、乾いた雑巾を使用しましょう。
(2)湿度を下げる
天気の良い日は換気、湿気が多い日はエアコンや除湿器を使用しましょう。
カビの発生を抑止でき、虫が住みにくい環境となります。
(3)防虫シートを敷く
畳の下が荒板で隙間があると、床下から虫が侵入してくることがあります。
その場合は、防虫シートを床全体に敷き込むことによって阻止できます。
さらに、床下からの湿気も防ぐことができるので、とても効果的です。
(4)畳を天日干しする
畳自体に湿気を持っている場合は、畳を干すのが理想的です。
ただし、わら床だと重量があり、畳を正しい位置に正しい向きで戻さなければなりません。
行う際は、かなりの労働となるため、心構えが必要です。
下記に畳の上げ方が書いてあるので、挑戦できる方はやってみてはいかがでしょうか?
畳を天日干ししたいけど持ち上げられない!?畳の外し方を解説!
畳から虫の発生を防ぐには、原因と予防策を知ることが大切です。
日頃から心掛けることにより、大幅な改善をすることが出来るでしょう。
お住いの環境によっては、外からの虫が侵入しやすいことや、湿気が多い環境などで虫が繁殖しやすいこともあります。
予防策を行っているいるが、なかなか虫を駆除できない方は、畳自体を天然素材から防虫に特化した畳にすることで解決できることもあります。
この時期、畳の虫で悩まされている方、お力になれることもあるかと思いますので、お気軽にご相談ください。
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