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店主ブログ
2026.10.29
千葉県匝瑳市のお客様が、お店にお見えになりました。
これまで障子は、ご自分で貼り替えてこられたそうです。ですが、だんだん大変になってきたので、今回は当店にお願いしたいとのことでした。
ご依頼は、1階の障子2本と、2階の障子6本の貼り替えです。
打合せにお伺いすると、確かに障子は所々破れていました。

ですが、それ以上に気になったのが敷居スベリです。ボロボロになっていました。
敷居スベリというのは、敷居(しきい・障子の下にある、溝の付いた木)の溝に貼って、障子の滑りをよくするものです。長年、紫外線に当たっているうちに劣化していきます。

さすがに敷居スベリは、ご自分では交換できなかったそうです。
障子だけを新しくしても、敷居スベリがこのままでは、開け閉めに不具合が出ます。途中でひっかかってしまうのです。
そこで、障子の貼り替えと一緒に、敷居スベリも新しくすることをご提案しました。交換したのは、1階と2階、障子8本が入る敷居すべてです。
障子を外し、劣化した敷居スベリをはがしていきます。
実はこの作業が、かなり手間暇のかかるところです。下地の木をはがしてしまわないように、ゆっくり慎重に進めます。
剥がれにくい箇所は、ノミを使って慎重に剥がしました。


そのあと、溝に溜まった埃や糊を、刃の付いていないノミで平らにならします。

溝の埃は、掃除機で吸い取りました。障子の上にある鴨居(かもい・上側の溝の付いた木)の溝も、掃除機できれいにしました。


下地が平らになったら、新しい敷居スベリを貼っていきます。角に隙間が出来ないように、丁寧に貼りました。

角まできっちり貼り、敷居スベリが浮かないように、木の棒でこすります。



最後に、貼り替えの終わった障子をはめ込んで完成です。

お客様に障子を開け閉めして確かめていただくと、かなり軽くなったと驚いておられました。今までとは、力の入れ具合が全く違うそうです。
新しい障子でお部屋も明るくなり、喜んでくださいました。

旦那様は足が悪く、2階に上がるのは1年に2〜3回ほどだそうです。その旦那様がさっそく2階に上がっていたので、奥様がびっくりされていました。
ご自分で貼り替えてこられた障子8本を貼り替え、あわせて敷居スベリを新しくさせていただきました。古い敷居スベリをはがして下地をならす作業は手間がかかりますが、そのぶん開け閉めはかなり軽くなります。
障子を新しくしても、敷居スベリが傷んでいると、開け閉めの途中でひっかかってしまいます。障子の貼り替えをお考えのときは、敷居の溝の様子も一度見てみていただければと思います。
畳や襖、障子のことで気になることがございましたら、千葉県匝瑳市・旭市周辺で対応しております小久保畳店までお気軽にご相談ください。
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