空飛ぶタイヤ

二代目のひとりごと

2013.10.09

池井戸潤氏の作品3冊目です。

「空飛ぶタイヤ」

上下巻合わせて約９００ページの長編でした。

がっ！読み出したら止まらない～♪

あっと言う間でした。

実際に起きた悲しい事故を元ネタにしたフィクションですので

あまり大きな声では言えませんが

これは面白い！

「財閥企業vs中小企業」

普通なら諦める勝負。

しかし、社員の誇りを守るため猛然と立ち向かった赤松社長！

四面楚歌になりながらPTA会長を続ける赤松社長！

銀行に追いつめられる赤松社長！

そして、決定的証拠を刑事に叩き付ける赤松社長！

そのすべてが恰好良かったです。

その証拠を元に、赤松運送からホープ自動車へ捜査を切り替える時の警察の動きが、緊張感たっぷりで良かったです。

それにしても、池井戸氏は悪役の描き方がうまい！！

困難を克服し、悪を懲らしめる。予定調和的結末でしたがすっきりしました。

次は下町ロケットの予定ですが、基本、文庫派ですので、それまで待とうと思います。

さて、次は誰の作品を読もうか・・・

これを考えている時が一番幸せかもしれません（笑）

お客様の笑顔のために！明日も頑張りましょう！！

今日の血圧　141/100

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