営業時間 8:00~18:00
店主ブログ
2023.04.29
ハウスダストや花粉、カビやダニなど家の中でもアレルギーの原因となるものはたくさんあります。
畳がアレルギーの原因と思われる方もいらっしゃいますが、イ草が原因なのか、はたまた畳に付随する何かが原因なのかを知っておくことはとても大事なことだと思います。
今回はアレルギーの基礎的な知識と予防策などについて触れていこうと思いますので、参考にしてみてください。
人間の体にはウイルスなどから身を守るための「免疫」を持っています。
免疫が過剰に働くと、くしゃみや痒みなど体に症状が引き起こされ、これをアレルギー反応と言います。
アレルギー反応を引き起こす原因となる物質をアレルゲンと呼び、アレルゲンには大きく分けて3種類に分類されます。
「食物性アレルゲン」「吸収性アレルゲン」「接触性アレルゲン」この3つの内の「吸収性アレルゲン」が畳のアレルギーと大きく関係しております。
吸収性アレルゲンには
・ほこり
・カビ
・ダニ
・花粉
・ペットの毛
・科学物質
などの原因があります。
アレルギー症状が悪化すると鼻炎や結膜炎といった病気に繋がる恐れもあるので、早期のケアを心掛けましょう。
畳はフローリングよりもダニやカビが発生しやすく、吸収性アレルゲンが付着しやすいです。
あまりお手入れをしていない状況だとアレルギーを起こしやすい環境になってしまいます。
なので「畳がアレルギー反応を起こしやすい」というよりも「畳に付着したアレルゲンがアレルギー反応を起こしている」と考えていただければ予防策も見えてくるのではないのでしょうか。
ただ、畳本体が原因である可能性はゼロとは言い切れません。
極度のアレルギー体質であればイ草などに反応してしまうこともありますので、ご自身のアレルギーに関しては把握しておくことが大事になってきます。
アレルギーをお持ちの方は常に予防を意識しておきましょう。
対策として
(1)こまめに掃除をする
畳の目にはアレルゲンが入り込みやすいので、定期的に掃除機をかけてあげましょう。
お手入れ方法については下記の記事を参考にしてみてください!
正しい畳のお手入れ方法をご存じですか?やってはいけない掃除の方法とその理由について
(2)換気や除湿を行う
カビやダニは湿気があると繁殖をします。
なのでなるべく乾いた環境を作ることが重要になってきます。
天気の良い日は窓を開けて換気、湿度が高い日はエアコンや除湿器で湿度を下げるなどの対策を取りましょう。
(3)カーペットや布団などは敷きっぱなしにしない
敷物の下は湿気がこもりやすいため、ダニやカビが発生しやすいです。
天気の良い日はなるべく空気を循環させ湿気を取り除くようにしましょう。
人の体質を変えることはできないので、アレルギー体質の方はこういった予防策が大切になります。
「掃除」「換気」「除湿」この3点を意識してあげれば環境の変化にも期待できますので心掛けていきましょう!
なかなかお手入れができない方や、日中在宅していないため換気が難しいという方もいらっしゃるかと思います。
そういった方には、ダニやカビに強い畳もありますので取り替えるというのも一つの手ではあります。
気になる方は是非リンクをご覧になって下さい。
不明な点やご相談ごとがあれば、当店までお電話の程よろしくお願い致します。
畳・襖・障子・網戸・エアコンクリーニング
小久保畳店(株式会社コクボ)
TEL0479-62-1722
安心の畳の打ち直は厳選素材にこだわる国産専門の地域密着店へ
営業時間 8:00~18:00
1日仕上げ対応エリア:千葉県旭市、匝瑳市