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店主ブログ
2023.08.30
先日、お客様から畳の凸凹が気になるという事で畳替えのご依頼がありました。
畳の汚れが気になるので、ゴザを長年敷いているという事でした。
ゴザをはがしてみると、確かに畳にムラが出ていました。
重たい家具もあり、畳替えの際に家具の移動に気を使っていただいたので、今回はどのように施工しているのかをご紹介させて頂きます。
目次
「畳替えをするので、家具は一旦部屋から出さないといけない」そのようにお考えの方が多いのですが、お部屋の中で移動できますので、そのままで問題ありません!
畳のお預かり、納品時も移動しながらで全て完結します。
もちろん元の位置に家具を戻しますので、ご安心ください!
貴重品や小物だけ事前に移動していただけると非常に助かります。
今回のお客様は、汚れやムラが気になるので、畳替えをしたらゴザは敷かないとのことでした。
結論から言うと、新しい畳に上敷きはなるべく使用しないほうが良いです。
それは新しいイ草ほど、呼吸が強いからです。
この呼吸とは、湿気の吸収と放出のことを指します。
上敷きを敷くことにより、畳に湿気がこもりやすくなり、ダニやカビの繁殖を助けてしまいます。
さらに、空気清浄などの効能もあるので、製造から日の浅い畳の上にはできるだけ何も敷かないことがベストです。
もちろん上敷きを敷くメリットもあります。
・簡単にお部屋の印象を変えられる
・畳の摩耗を防ぐ
・畳の汚れ防止
・畳の汚れを隠せる
なので、もし敷くとなればタイミングや上敷きの素材に注目してみましょう。
(1)畳替えをしてから数年経つ
年数が経つごとに畳の呼吸が弱くなりますので、湿気の吸収が緩やかになります。
イ草の効能も徐々に薄れていくので、年数が経つ畳には上敷きを敷いても問題ありません。
(2)乾燥している時期を選ぶ
夏は湿度が高いため、畳に湿気が集中します。
なので、乾燥している冬などにカーペットなど敷いてあげると、ダニやカビの心配も少ないです。
(3)たまに上敷きを外して換気する
敷きっぱなしは湿気を溜めこんでしまうので、たまに上敷きを取り、掃除や換気を行いましょう。
(4)上敷きの素材にこだわる
素材が通気性の高いものや、抗菌・防ダニなどの機能が備わっていると畳と相性が良いです。
裏面に滑り止めやゴム製のものが付いていると、通気性が悪くなってしまうので注意をしてください。
今回の施工でポイントとなるのは
・重たい家具は部屋内で移動して畳替えができる
・新しい畳には、なるべく上敷きは敷かない
の2点になります。
家具がたくさんあり、畳替えが不安な方も安心してご依頼ください!
当店では家具の移動は無料ですが、業者によっては別途で費用が掛かる可能性もあるので、事前に確認しましょう。
ゴザやカーペットなどの上敷きに関しては、最初のうちはなるべく敷かないようにして、もし敷くのであれば、上記を参考にしてみてください。
分からないことがありましたら、お気軽にご相談下さい。
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