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店主ブログ
2023.05.17
様々なエアコンを洗浄しているなか、ある場所に設置されたエアコンに関してはとても汚れていることが多いです。
その場所というのが「キッチン」です!
料理で使った油が空気中に拡散して、それをエアコンが吸い込んで内部に溜め込んでしまいます。
目に見えないのであまり気にしない方も多いかと思いますが、分解してみると実はすごいことになっています。
油汚れがエアコンにどのような影響を与えるのかご説明させていただきますのでよかったら参考にしてみてください。
油が付着したエアコンには以下のようなデメリットが発生します。
(1)フィルターが目詰まりしやすい
エアコンが吸った空気はフィルターを通すので、非常に目詰まりを起こしやすいです。
油によりホコリが付着し空気を通す隙間もなくなり、余計な電気代を消費します。
(2)カビが繁殖しやすい
カビが油を栄養素とするので繁殖が活発になります。
放置し続けるとかたまりになり、風でポロポロ落ちてくることもあります。
(3)ホコリが付着しやすい
本来エアコンカバーはつるつるしており、ホコリが付着しづらいのですが、油が付くことによってホコリが溜まりやすくなります。
特に目に見えにくいエアコン上部は大量にホコリや虫が蓄積されます。
(4)色が変色する
本来白いエアコンですが、油により黄ばんでいきます。
ただ、経年劣化による変色でなければ洗うことにより取り除けるでしょう。
フィルターを掃除してくれるお掃除機能付きエアコンですが、油は取れません!
油で目詰まりしてしまったフィルターに対しては無意味なんです。
さらに自動お掃除ロボットも、油により動くことができなくなり故障しやすいといった難点もあります。
現状キッチンのそばでお掃除機能付きのエアコンを使用されている方は、ご自身でフィルターの掃除は必須となります。
また、新しくエアコンを設置予定の方はノーマルエアコンを選ばれることを強くおすすめします。
少しでも油汚れを防ぐためにやっておきたい対策方法をご紹介致します。
(1)料理をする時は風量を控えめに設定する
エアコンの風量が強いとその分吸い込みも強くなります。
なので料理中は風量設定を弱に設定するか、一旦止めることをおすすめします。
(2)換気扇をこまめに掃除する
換気扇のフィルターが汚れることによって効率が下がり、代わりにエアコンが吸い込んでしまう可能性があります。
なので換気扇もこまめに掃除してあげると良いでしょう。
(3)換気をしながら料理をする
油を含んだ空気を野外に排出することによって、エアコンの汚れを防ぐことができます。
空気が流れるように何ヵ所か開けておくとベストです。
ぬるま湯に重曹を溶かし2時間ほどつけ置きをします。
その後フィルターを取り出し、歯ブラシやスポンジなどで軽く磨いてあげると取り除けます。
たわしなど硬いもので擦るとフィルターが破けてしまうので気を付けてください。
しっかり乾燥させてからエアコンに取り付けるようにしましょう。
エアコンは料理の油を吸収するので、料理中は換気扇を回しながらエアコンの電源はOFFにすることを心掛けましょう。
もしエアコンを付けながらの場合は、定期的にフィルターのお手入れが必須となります。
フィルターやカバーに関してはご自身で掃除することはできますが、エアコン内部まできれいにしたいということであれば、エアコンクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
エアコン専用の洗剤で高圧洗浄機で洗い流すため、汚れをしっかり落とすことができます。
これから夏本番に向けてエアコンを清潔にしてみてはいかがでしょうか?
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