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店主ブログ
2023.04.04
春になると、雨の日以外にも風が強い日や花粉がすごい日などで洗濯物を部屋干ししがちになりますよね。
早く乾かすためにエアコンを使う人もいると思いますが、その時のエアコンはどのような設定にしていますか?
主に「暖房」「冷房」「ドライ」と3種類のモードがありますが、もちろん効率良く乾かす方法があります。
今回は、その設定方法とコツや注意点についてお話させていただこうと思います。
目次
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部屋干しが乾きにくいのは部屋内の湿度が高くなるからです。
洗濯物の水分が空気中に移動し、密閉空間により湿度が高いままの状態が続いてしまうのが主な原因となります。
なので効率良く乾かすには
(1)部屋の湿度を下げる
(2)室内の空気をうまく循環させる
(3)洗濯物に風を当てる
などを意識する必要があります。
これを解決するのにエアコンがとても便利になってくるんですね。
エアコンを使えば、洗濯物を早く乾かすことができます。
基本的には、ドライ(除湿)モードを推奨します!
このモードは温度を変える目的よりも空気中の湿気を取り除くことに特化しているので部屋干しと相性が良いです。
部屋の湿度をドライモードで下げ、エアコンの風を洗濯物に当て、サーキュレーターや扇風機で空気の循環を作ってあげると効率良く乾かせます。
ただ、冬などの気温が低い日は暖房の熱を利用して乾かした方が早いです。
その際は部屋内の湿度はかなり高い状態になるので、除湿器があれば使うようにしましょう。
電気代も考慮して、おすすめの設定温度は20℃となります。
実はドライ(除湿)モードには2種類の構造に分けられています。
1つは「弱冷房除湿」です。
このモードは、弱い冷房を行い除湿をする仕組みになります。
気温が下がると空気が蓄えられる水分量が減り、溢れた水分が結露し水滴となる。
この結露した水滴をエアコンが集め、外に水を排出するという構造になっています。
なので弱冷房除湿は、弱めの冷房を行っていると考えていただければ大丈夫です。
もう1つが「再熱除湿」です。
原理は弱冷房除湿と一緒なのですが、一度冷やした空気を再度暖めて放出するため、部屋の気温を下げずに除湿できます。
どうしても弱冷房除湿は気温を下げてしまうので、再熱除湿の方が快適に使用できるかと思います。
ただ、一度空気を冷やして再度加熱するので電気代が少し高くなってしまいます。
気になる方は弱めの冷房で対応するのも良いかもしれません。
さて、この2つの見分け方なのですがリモコンには除湿やドライとしか書かれていないことが多いです。
説明書を見てもらうと分かるのですが、衣類乾燥や部屋干しなどの記載があるモードでは「再熱除湿」を行っている可能性が高いです。
弱除湿や強除湿など適度を調整できる場合は、「弱冷房除湿」を使って除湿をしています。
強い設定ほど温度が下がるということですね。
性能が良いエアコンは、除湿の調整が細かく設定できるのでいろいろ試してみてください。
部屋干しをした後は、湿度が高い状態になるので必ず換気をしましょう。
そのままにしておくと、生乾きの臭いが残り、ダニやカビが繁殖しやすくなります。
エアコンに関しても、除湿を行った後は内部がかなり結露した状態になります。
エアコンのカビも、この結露した状態が繁殖を助けてしまっています。
使った後は送風モードにしてエアコンを乾燥させてあげましょう。
内部クリーンというボタンがあれば、カビ防止の機能なので有効活用できます。
「洗濯物が乾きにくい」「設定が分からない」という方は参考にしてみてください。
やり方を変えてみたり、空気の循環などを意識するだけでも、だいぶ乾き具合が良くなると思います。
頻繁に部屋干しをする方は、エアコンもカビが繁殖しやすく、吹き出し口がカビで黒くなってしまう事が多いです。
カビやニオイが気になったエアコンクリーニングをおすすめします。
防カビ・抗菌加工を扱う専門業者も多いので悩まれてる方は依頼してみてもいいかもしれません。
当店でも専用の植物性除菌剤を取り扱ってますので、お困りの方は是非ご連絡の程よろしくお願い致します。
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