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店主ブログ
2023.04.28
掃除をするのが面倒だからお掃除機能の付いたエアコンを購入したというお声をよく耳にします。
しかしエアコンクリーニングの依頼の約半数はこのお掃除機能付きエアコンとなっています。
なぜ、自動でお掃除してくれるはずのエアコンなのにクリーニングの依頼が多いのでしょうか?
「エアコンを購入して後悔した」なんてことにならないため、最低限の情報は知っておくべきだと思います。
今回は、お掃除機能付きでもクリーニングが必要になる理由についてまとめてみましたのでよかったら参考にしてみてください。
「勝手に掃除してくれるなら放置していても大丈夫」そんなイメージがあります。
まず、どこを掃除してくれるのかに注目をしてみてください。
大半のお掃除機能付きエアコンは「フィルター」のみの自動掃除になります。
なので、エアコン内部の清掃は行っておりません。
そしてエアコンクリーニングで一番掃除してほしいのは「カビ」ですよね。
フィルター掃除ではカビの除去はできないんです。
よって「エアコンが臭い」「目に見えるカビが気持ち悪い」といった理由でエアコンクリーニングを依頼される方が多いのです。
結論、お掃除機能付きでもお手入れは必要になってきます!
この写真はフィルターの奥にある熱交換器になります。
お掃除機能が付いているにも関わらずホコリだらけです。
実は自動フィルター掃除も万能っていう訳ではありません。
細かいホコリは取り除けないので、放置をするとフィルターが目詰まりすることもあります。
それとフィルター掃除を行った際のホコリはダストボックスというところに溜まっていくのですが(一部機種を除く)
いっぱいになってしまうと掃除をしなかったり、ホコリを取り除けないといったことになってしまいます。
なのでダストボックスのホコリは自身で処理をしなければなりません。
フィルターに関してもたまに気を配ってあげる必要があります。
ここまでのお話だとお掃除機能付きのエアコンは買わないほうが良いと思われてしまいますが、メリットもちゃんとあります。
定期的なフィルター掃除は電気代の削減に繋がります。
それと性能が良いエアコンも多いため、無駄な運転を抑えたり、センサーによって風の向きを変え効率を高めたりする機種もあります。
省エネに関してはノーマルエアコンより遥かに優れていると言って良いでしょう。
最近の機種では、結露水を利用して熱交換器の洗浄をしてくれる機種もあるので、今後のお掃除機能付きエアコンには期待をしていきたいところですね。
名前だけだと掃除不要と思ってしまうお掃除機能付きエアコンですが、お手入れは必要だとお考えください。
キッチンから近い、夏の使用頻度が高いエアコンはカビの発生率が高いため、お掃除機能付きでもクリーニングが必要になると思います。
ノーマルエアコンと比べてお掃除機能付きエアコンのクリーニング代金は高めに設定されているので、頻繁にクリーニングをされるご予定であればどういうエアコン購入されるかしっかりと検討することをおすすめします。
これからエアコンの購入やクリーニングを検討されている方の参考になっていれば幸いです。
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